サウジカップデーが24日(日本時間同日深夜)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、サウジダービー(GⅢ、3歳、ダート1600メートル、1着賞金90万ドル=約1億3500万円)は、坂井瑠星騎手とコンビを組んだ日本のフォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)が直線外から脚を伸ばし、ゴール直前に米国のブッケムダノを差し切って優勝した。タイムは1分36秒17(良)。日本馬の勝利は2020年フルフラット、21年ピンクカメハメハに次いで3年ぶり3度目(GⅢ昇格後は初)。スマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」で知られるサイバーエージェントの社長を務める藤田晋オーナーは海外重賞初勝利。
同じく日本から参戦したジョアン・モレイラ騎手のサトノフェニックス(牡3歳、栗東・西園正都厩舎)は10着、横山武史騎手のセットアップ(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)は11着だった。
フォーエバーヤングは、父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母の父Congratsという血統。北海道安平町・ノーザンファムの生産馬。馬主は藤田晋氏。戦績は4戦4勝(うち海外1戦1勝)。重賞は2023年JBC2歳優駿(JpnⅢ)、全日本2歳優駿(JpnⅠ)に次いで3勝目。矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手はともにサウジダービー初勝利。
◆矢作芳人調教師(1着 フォーエバーヤング)「スタートを失敗して外枠で外を回ったので非常に厳しいレースだったと思います。キックバックが嫌だったので出していったんですが、それにしても強い競馬だったと思います。このレースがケンタッキーダービーのポイント対象レースではないのが残念ですが、(アメリカに)行きたいと思ってます」
◆坂井瑠星騎手(1着 フォーエバーヤング)「僕にとって特別な馬です。アメリカ勢の馬が速いのはわかっていました、自分の馬を信頼していました」
◆横山武史騎手(11着 セットアップ)「コンディションは良かったですし、予定通りスムーズに前のポジションを取れましたが、残り500メートルで疲れてしまいました。ダートは合うと思っていましたが、もしかしたら見立てが違ったのかもしれません。人馬ともにいい経験にはなりました」
◆鹿戸雄一調教師(11着 セットアップ)「馬の雰囲気は悪くなかったですし、程よく気合も入っていました。ただ、重いダートは合わなかったですね。ペースも速くて厳しい競馬になりました。火曜にドバイに向けて出発します」
からの記事と詳細 ( 【サウジダービー】フォーエバーヤングが海外重賞初勝利 日本馬の勝利は3年ぶり3度目 藤田晋オーナーも海外重賞初V - サンスポ )
https://ift.tt/fz9EnOM
スポーツ
No comments:
Post a Comment