準決10Rは、北津留翼のまくりを東龍之介がブロックで止めたことがポイントだった。それを演出したのは鐘前から迷うことなくスパートした菊池岳仁だ。

「2日間動いてないので、どんな形であれ先行と決めていた。あそこで構えていたら、今後の自分はないと思った」。先行選手のプライドが22年6月松戸以来のG3決勝につながった。