フェルスタッペンはQ3で1分27秒472をマーク。ルクレールに0.319秒、チームメイトで3番手のセルジオ・ペレスに0.335秒差をつけた。
予選にむけて照明が灯され、気温25度、路面温度32度のドライコンディションで公式予選セッションはスタート。FP3でクラッシュを喫した周冠宇(ザウバー)はメカニックが懸命にマシンの修復を行い、終了間際にコースインすることができたが、時間までにラインを通過することはできず、タイムを記録できなかった。Q1ではチームメイトのバルテリ・ボッタス、アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーとエステバン・オコン、そして、FP3でウォールに接触して2周しか走行できなかったローガン・サージェント(ウィリアムズ)の5台が敗退。順位は入れ替わったものの、開幕戦と同じ5台がQ1で姿を消した。
Q2ではニコ・ヒュルケンベルグ(ハースF1チーム)がマシントラブルでコース上に停止。数分の赤旗中断があった。虫垂炎の手術が必要となり欠場することになったカルロス・サインツJr.に代わり、急遽フェラーリでF1デビューとなった18歳のオリバー・ベアマンは、Q3まで0.038秒届かず11番手。FP3で初めてマシンに乗ったことを考えれば、上出来だと言えるだろう。
Q2ではハースF1チームの2台。アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、ダニエル・リカルド(RB)が脱落。リカルドは角田裕毅の対して予選2敗目となった。
前戦で0.007秒の僅差でQ3進出を逃していた角田裕毅は、オリバー・ベアマンの空いたトップ5チームの枠に滑り込むことに成功。今季初のQ3進出を果たし、ランス・ストロール(アストンマーティン)を上回って9番手タイムを記録した。
ストロールのチームメイトであるフェルナンド・アロンソが2列目グリッドを獲得。3列目には0.043秒の接戦を制したオスカー・ピアストリとランド・ノリスのマクラーレンの2台が並ぶ。
3列目はメルセデス。ルイス・ハミルトンは予選前にウイングを変更しており、マシンを決め切れていないことが明らかだった。
マックス・フェルスタッペンは通算34回目のポールポジション。2列目にはストリート・サーキットを得意とするチームメイトのセルジオ・ペレスがおり、2戦連続のワンツ・フィニッシュに期待がかかる。
角田裕毅は、後ろにランス・ストロールとオリバー・ベアマンという速いマシンがおり、初レースのベアマンとストロールというオープニングラップで勢いのありそうなドライバーを相手にポイントを獲得を目指すことになる。
2024年F1 サウジアラビアGPの決勝は3月9日(土)の26時(現地時間20時)からフォーメーションラップが行われる。
2024年 F1サウジアラビアGP 予選 順位・ラップタイム
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