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Wednesday, February 5, 2020

侯爵の華麗な宝石箱 宇都宮美術館 リヒテンシュタイン家の収集品展:栃木(TOKYO Web) - 東京新聞

有田焼はハーブなどを楽しむ器にリニューアル=宇都宮市の宇都宮美術館で

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 中央ヨーロッパに位置する国家リヒテンシュタインの侯爵家によるコレクションを紹介する展覧会「リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展」が、宇都宮市の宇都宮美術館で開かれている。コレクションの華麗さは宝石箱にも例えられ、16〜19世紀に制作された北方ルネサンス、バロック、ロココを中心とした油彩画と、東洋・西洋の陶磁器など計約130点を展示している。 (原田拓哉)

 世界で唯一、君主である侯爵家の家名が国名になっているリヒテンシュタイン。当主たちが四百年以上にわたって収集した美術工芸品は三万点に及び、個人コレクションとしては世界最大規模を誇る。

 「西洋と東洋の出会い」のコーナーでは、日本や中国から持ち込まれた焼き物に、金属装飾を施した作品を展示。有田焼は、ハーブなどの香りを楽しんだ器にリニューアル。花瓶とみられる中国製の磁器は燭台(しょくだい)となり、ヨーロッパ好みとなった。

 スイスとオーストリアにはさまれた位置にあり、「風景と自然」のコーナーではアルプスを描いた作品も数多く並ぶ。侯爵家一族の誇りとともに安らぎを与えた風景に、来場者が足を止める姿も目立つ。

 コレクションでも人気の一つが「リヒテンシュタイン侯フランツ一世 八歳の肖像」。軍人、外交官、大学の教員などを経験し、七十歳代になってからの君主への在位だったが、幼少期、金髪の美少年の優雅な雰囲気が伝わってくる。

 担当の学芸員は「コレクションは、現地でも普段は団体予約などに限って公開されており、一般公開はされていないので、本当に貴重な機会です」と話している。

 二十四日まで。原則月曜休館。入場料は一般千円、大学生・高校生八百円、中学生・小学生六百円。

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