池田純矢が脚本・演出を手掛ける舞台『エン*ゲキ』シリーズの第五弾『-4D-imetor(フォーディメーター)』が5月8日から東京・紀伊國屋ホールで、その後大阪で上演される。本作は池田が10代の頃に構想した「量子力学」がテーマのミステリー。四次元世界と超能力をイリュージョンマジックで魅せる。W主演を務めるのは生駒里奈。テレポーテーションのように突如出現する記憶を失った謎の少女・ノアを演じる。脚本・演出とともに私設研究機関の所長・渡来暦をもう一人のW主演として演じる池田に本作への思いと自身の成功の哲学を聞いた。【取材・撮影=木村武雄】
生駒里奈に期待する説得力と生命力
――なぜこのテーマにしようと思ったのですか?
昔にこの本を書いてみたことがあって。もともと、数学的なアプローチから超能力をテーマにした話は好きでした。10代の頃にこれをエンタメで表現したいと思い構想を練って書き出しましたが、一つの物語にまとめることができなくて、諦めてプロットのまま寝かしていました。今回、新しい事を何かやりたいと考えたときにそれを思い出して。当時はイリュージョンを掛け合わせるという発想もなかったけど、今ならビジュアル的にも見せられるんではないかなと思い、再び書いてみたいと思ったのがきっかけです。
――ノア役に生駒里奈さんを起用した理由は?
生命力に満ち溢れている人がいいなと思っていました。いつもは宛て書きせず、まず自分が書きたい事を書いてそれからキャスティングするという形で、今回もそうでした。でも今回は扱う題材もノアという役柄も難しいなと。玄人過ぎても下手過ぎてもだめ。そのバランスで結構悩みました。そんなときに、生駒さんを思い出して。もともとお仕事を通じての知り合いでしたが、たまたま会う機会があってひらめいて。「生駒さんだったら、説得力や生命力を表現することができる」とお願いしました。
――池田さんは、渡来超能力研究所の所長の渡来暦という役です。
プロデューサーに言われて何度も断ったんですよ(笑)。「別の主役の方を探してください」と言い続けて、数カ月経ってから再び言われて。もちろん、俳優としては挑戦したい役ではありますし、自分が演じると考えた時に色々なアイデアも出てくるし。でも演出、脚本のことも考えなくてはいけない中で、その重責を担えるのかと。でもマネージャーや信頼する方達に「この役は池田純矢が合うのではないか」と言って下さって。「それなら全力で」と。作品にプラスになれば良いなと最終的には引き受けました。
――このシリーズを積み重ねてきたから引き受けることが出来た?
それはあると思います。これが、2本目、3本目だったら当然無理だったと思います。シリーズを続けてきたことによって、演出、脚本でも地に足が着いてきたと思いますから、その影響は多少なりともあると思います。
――難しい役柄だと思いますが、どのように役作りをされていきますか。
まず寝ないという事ですね(笑)。俳優も演出もおこなうので寝る時間くらいしか削るところない(笑)
――寝ないという体力的な部分もそうですが、演出と言う部分で客観視しなくてはいけない。その辺も難しいと思います。
演出をしながら俳優として舞台に立つ時は、代役を立てて外から見ることを意識しています。今回もそうすると思います。外から見る目も必要ですし、自分自身が中に入って稽古を重ねていくことも必要。自分自身が入る時は毎回稽古場に大容量のビデオカメラを置いて、家で復習するという形になると思います。
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