但し、ファンダメンタルズ的に見ると、新型コロナウィルスの感染拡大に端を発したグローバルなリスク回避ムードや、米株及び原油先物価格の不安定化を受けた投資家心理の悪化ムード、5/10前後に予定されている半減期後のマイニングファームのコスト割れ懸念（マイニング報酬半減→マイニングファームの収益性悪化→マイニングマシンの稼働停止やマイニングビジネスからの撤退→ハッシュレート低下→ビットコイン売りの波及経路）、マーケットメーカーの体力低下に伴う流動性の欠如が重石になると見られ、当方では引き続き、半減期に向けたビットコイン円相場の軟調推移をメインシナリオとして予想いたします。尚、世界最大の仮想通貨（暗号資産）オプション取引所Deribitの建玉を確認すると、今週金曜日（4/24）の午後5時にカットオフを迎える7000ドル（≒75.2万円）オプションには、引き続き2650BTC程度の未決済建玉（巨大ストライク）が観測されます。現在のBTC価格（対ドル相場）が7100ドル前後と巨大ストライク7000ドルより上側であることを考慮すれば、本日はオプション勢によるBTC売り圧力に注意が必要でしょう。
本日の予想レンジ：72.0万円ー79.0万円
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April 23, 2020 at 04:40AM
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ビットコイン円、原油高に連れる形で反発。巨大オプション7000ドルに吸い寄せられる動き（4/23朝） - 仮想通貨羅針盤
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