ミャンマーで、９月に予定されている国産宝石の展示会「ミャンマー・ジェムズ・エンポリアム」の開催が、延期される見通しとなっている。新型コロナウイルスの感染が拡大しているためだ。延期されるのは３月に続いて２回目で、関係者によると、宝石業界の機会損失が合わせて10億ユーロ（約1,262億円）に上るという。
ミャンマー・タイムズ（電子版）が27日伝えた。ミャンマー宝石事業者協会（ＭＧＪＥＡ）のゾー・ボ・カン副会長が、９月の展示会開催は難しいとの見方を示した。新型コロナに関連する規制は緩和されているものの、準備に約２カ月かかるというのが理由だ。
「ミャンマー・ジェムズ・エンポリアム」は例年、３月と９月に開かれる大型イベントの１つ。ミャンマー産の宝石が出展され、中国や欧州、アジアなど各地からバイヤーらが訪れる。１回あたりの取引額は約５億ユーロに上るとされる。今年３月は、新型コロナウイルス感染症の影響で開催されず、延期になっていた。
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August 30, 2020 at 10:06PM
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宝石展示会９月も延期、損失10億ユーロに ミャンマー・鉄鋼・金属 - NNA ASIA
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