毎年この時季のお楽しみが福岡市西区金武に開設される「金武観光ぶどう直売所」。20~80歳代の農家11戸でつくる金武ブドウ組合のメンバーが集結し、約1カ月間、もぎたてを販売するのだ。
「この地でブドウ作りが始まったとは、前の東京オリンピックの前年やった」。そう振り返るのは若狭勝征さん(80)。「ブドウのことはブドウに聞け」がモットー。大粒の瀬戸ジャイアンツや巨峰など10種を栽培し、日向峠にあるカフェ&パンの店「わかさ農園」のオーナーでもある。
直売を始めたのは40年ほど前。道端で当時小学生の娘に店番をさせて売ってみたら、もぎたての新鮮さがうけた。それを契機に、仲間と栽培技術を高め合い、協力して現在のような形をつくり上げた。
今、若狭さんが「自分の恋人」と呼ぶのが“緑の宝石”シャインマスカット。黄緑色の爽やかな姿、サクッとした食感に香りとこく。種もなく、薄い皮ごと食べられるのもうれしい。
「お客さんにうまかったと言われるとがうれしかけん、幾つになっても勉強すっと。それが楽しかとよ」。そう語る若狭さんであった。
(佐藤弘)
▼金武観光ぶどう直売所 福岡市西区金武の農産物販売所「かなたけの杜」の隣に特設。1キロでシャインマスカット2300円前後、巨峰1300円からなど。例年9月20日ごろまで無休。午前9時~午後6時(売り切れたら閉店)。地方発送にも対応。JA福岡市早良グリーンセンター=092(803)1111。
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August 11, 2020 at 03:00PM
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皮ごと食べる“緑の宝石” 福岡・西区金武のシャインマスカット - 西日本新聞
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