飯田市下久堅の「太陽農場」が3日、栽培したリンゴで作ったシードル「& more」を発売した。シードルの知識をもつ「ポム・ド・リエゾン」として活躍する殿倉由起子取締役(36)が、「いつか自分で作って販売したい」という5年越しの夢を形にした。(石川才子)
殿倉さんは英国に留学した際、リンゴのビールとされる果実酒「サイダー」に出合った。帰国後、フランスでは同じ酒をシードルと呼び、スパークリングワインのように飲むことを知った。国による多様性に興味が湧き、帰郷後にポム・ド・リエゾンの資格を取った。
シードルは、リンゴ果汁を発酵させ、果物自体の糖分をアルコールに変えて発泡する。二〇一五年から構想を温め、甘みと酸味のバランスを考えて、原材料はふじとシナノゴールドの二種を選んだ。醸造は喜久水酒造(飯田市)に委託し、自社で酒販免許を取った。
シードル名は「もっともっと」という意味で、シードルを入り口に農業や南信州を知ってほしいと願いを込めた。透明感を生かしたラベルに描かれるのはリンゴの花。殿倉さんは「辛口ですっきりしながらも、ほのかに甘みが残り、飲みやす...
中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。
※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。
関連キーワード
"形" - Google ニュース
August 05, 2020 at 09:58AM
https://ift.tt/33ryQKF
「自分で作りたい」5年越しの夢を形に 飯田産リンゴのシードル、太陽農場の殿倉さん - 中日新聞
"形" - Google ニュース
https://ift.tt/2NVTTwG
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment