びわ湖の固有種の魚で「びわ湖の宝石」とも呼ばれる「ビワマス」の漁が最盛期を迎えています。
びわ湖の固有種「ビワマス」は、脂の乗った身が特徴のサケ科の魚で、６月末から始まった漁はいまが最盛期です。
滋賀県高島市の今津漁港では午前６時すぎに船が漁から戻り、３５センチから５０センチほどのビワマス５匹を水揚げしました。
ビワマス漁は、深さ１５メートルの位置に網を仕掛ける刺し網漁で、魚が傷まないよう網を引き上げているということで、水揚げされたビワマスは箱に丁寧に氷詰めされていました。
地元の漁協によりますと、この地区の今シーズンの漁獲量は梅雨明け前は例年よりやや多かったものの、梅雨明け後は例年より少なくなり、猛暑の影響も考えられるということです。
今津漁業協同組合の岡本和夫 組合長は、「ビワマスは刺身にしても炊いてもおいしい最高の魚です。おいしく食べてほしい」と話していました。
漁は来月いっぱい続き、水揚げされたビワマスは、滋賀県内の学校給食のほか大阪府、東京都のレストランでも提供されるということです。
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August 28, 2020 at 09:11AM
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