プレミアリーグは28日に第3節を行い、MF南野拓実が所属するリバプールはアーセナルと対戦し、3ー1で勝利。南野はベンチスタートで、試合終了間際に出場している。
FAコミュニティーシールドでの対戦から1か月ぶりの再戦となった両者は、序盤は拮抗状態のまま進む。均衡が崩れたのは前半25分、アーセナルはMFグラニト・ジャカのパスをFWアレクサンドル・ラカゼットが中盤でワンタッチで落とし、MFエインズリー・メイトランド・ナイルズが左サイドを疾走。クロスを上げると、DFアンドリュー・ロバートソンのクリアミスにラカゼットが反応し、ゴールに流し込んだ。
しかしリバプールもすかさず同点に戻す。前半28分、中盤で両選手が激しく競り合うと、FWロベルト・フィルミーノが拾って右サイドにパスを出す。走り込んだFWモハメド・サラーがPA右に進入し、左足シュートを放つと、GKベルント・レノに阻まれるも、こぼれたところをFWサディオ・マネが押し込んだ。
火が付いたリバプールは前半34分に逆転に成功。後方からのロングボールから、サラーがPA右外でボールをキープし、いったん後方に戻す。DFトレント・アレクサンダー・アーノルドがトラップから精度の高いクロスを上げると、ファーサイドに流れたところをA・ロバートソンが胸トラップからワンタッチでゴールに流し込み、2-1と試合をひっくり返した。
1-2で前半を折り返したアーセナルは後半15分にジャカに代えてMFダニ・セバジョスを、同23分にはFWウィリアンに代えてFWニコラ・ペペを投入する。さらに29分にはラカゼットを下げて、得点力に秀でたFWエドワード・エンケティアを出場させた。
リバプールも後半34分にMFナビ・ケイタに代えてMFジェームス・ミルナーを、さらにマネに代えてリーグ戦初出場となる新加入MFディオゴ・ジョタを投入する。ジョタは投入直後から何度も敵陣に迫り、同37分にはPA手前でカットインから右足シュートも枠外へ。その1分後にもサラーのパスを受けてPA左からシュートを放ったが、惜しくもゴール左外に外れた。
すると後半43分、ジョタの奮闘が実を結ぶ。サラーが右サイドの深い位置でボールをキープし、いったん戻すと、アレクサンダー・アーノルドがダイレクトでクロス。相手選手のクリアはPAライン上のジョタのもとにわたると、トラップから右足シュートを放ち、ゴール左隅に移籍後初ゴールを決め切った。
リバプールは後半アディショナルタイム2分にフィルミーノに代えて南野を投入。試合はそのまま終了し、3-1で逆転勝利を飾った。リバプールはコミュニティーシールドでのPK敗戦の雪辱を果たし、開幕3連勝を収めている。
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