◇米国女子◇ショップライトLPGAクラシックby Acer 2日目(2日)◇シービュー・ア・ドルチェホテル(ニュージャージー州)◇6190yd(パー71)
渋野日向子は「もう、情けないのひと言、悔しいのひと言です」と厳しい言葉を並べた。2つ伸ばして迎えた後半14番から3連続3パットボギー。通算2アンダーで米本土3試合連続の予選通過も、グリーン上への反省が口をついて出た。
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今週から本来の順手に戻したグリップに違和感はない。ストロークも「悪くはないと思うんですよね。打ちきれていると思うので」。前半2番では、返しのシビアなパーパットをねじ込む場面もあった。苦しんだ要因として挙げたのがライン読み。ショートパットも相棒と相談して決める中、「キャディさんと読みがなかなか合わなくて、そこで『うーん』と考えながらやっていたら、まず自分の考えたラインも合っていなかった。1mでも影響してしまっている」と振り返った。
「いつぶりだってくらい。ビックリしすぎて泣きそうでした」と苦笑した3連続3パットの後の17番。バーディパットのラインについて、やはり意見が割れた。「私はフック。(キャディの定由)早織さんはスライス。迷って真っすぐ打ったら、スライスした。そこで自分が読めていないとやっと気づいた。完全に自分の責任」と潔かった。
練習グリーンから距離感を合わせる難しさも感じていたというが、「相性もあるのかなと思うんですけど、プロなので、そこはしっかり合わせていかないといけない」。対応できなかった自分自身に活を入れた。
「3パットのオンパレード」と表現した2日間は、重点的に練習してきた80ydから100yd以内のウェッジショットの精度には手応えを深めた2日間でもあった。「ショットがいい分、本当にパットで足を引っ張ってしまった。苦手なグリーンと言ってもおかしくないくらいの内容ですけど、あと2日、挑戦できるのはいいこと。残り36ホールでリベンジしたい」と負けん気をのぞかせた。(ニュージャージー州ギャロウェイ/亀山泰宏)
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