11月15日、阪神11Rで行われた第45回エリザベス女王杯(3歳上オープン・G1・芝2200m・牝・18頭立て・1着賞金=1億500万円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫)が勝利し、見事に2連覇を達成した。勝ちタイムは2分10秒3(良)。 2着はサラキア(5番人気)、3着にはラヴズオンリーユー(3番人気)が入った。2番人気で横山典弘騎乗、ノームコア(牝5・美浦・萩野清)は、16着敗退。
後続の追撃を振り切る
ラッキーライラックが鮮やかな連覇を達成した。レースでは大外枠からじわっと中団の位置で折り合いをつけて脚を溜める形に。ノームコアが飛ばして逃げる展開の中、慌てず騒がず中団をキープ。勝負どころから外目を堂々強気に上がっていき、先行各馬を射程圏に入れると、直線では一気に抜け出しを図った。ゴール前は迫るサラキア、ラヴズオンリーユーの追撃を振り切って2連覇のゴールに飛び込んだ。
G1・4勝目、重賞6勝目
エリザベス女王杯を勝ったラッキーライラックは、父オルフェーヴル、母ライラックアンドレース、母の父Flower Alleyという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は18戦7勝。重賞勝ちは17年アルテミスステークス(G3)、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)、18年チューリップ賞(G2)、19年エリザベス女王杯(G1)、20年大阪杯(G1)に次いで6勝目。C.ルメール騎手、松永幹夫調教師は同レース共に2勝目。 ラッキーライラック 18戦7勝 (牝5・栗東・松永幹夫) 父:オルフェーヴル 母:ライラックスアンドレース 母父:Flower Alley 馬主:サンデーレーシング 生産者:ノーザンファーム 【全着順】 1着 ラッキーライラック C.ルメール 2着 サラキア 北村友一 3着 ラヴズオンリーユー M.デムーロ 4着 ウインマリリン 横山武史 5着 センテリュオ 戸崎圭太 6着 ソフトフルート 福永祐一 7着 リアアメリア 川田将雅 8着 シャドウディーヴァ 内田博幸 9着 サムシングジャスト 松山弘平 10着 ミスニューヨーク 加藤祥太 11着 サトノガーネット 坂井瑠星 12着 リュヌルージュ 団野大成 13着 ウラヌスチャーム 斎藤新 14着 ウインマイティー 和田竜二 15着 ロサグラウカ 幸英明 16着 ノームコア 横山典弘 17着 エスポワール 武豊 18着 カーロバンビーナ 浜中俊
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