女剣劇のスターとして活躍した女優の浅香光代（あさか・みつよ、本名北岡昭子＝きたおか・しょうこ）さんが13日午前1時47分、都内の病院で膵臓（すいぞう）がんのため亡くなったことが14日、分かった。92歳だった。

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浅香さんが首相も務めた大物政治家との間の隠し子と公表した子供の1人、北岡昭次さんが取材に対応した。「母親としては、小さいころからお金を稼いで来てくれる人だった。芸能人としては勉強家で、何でも頑張ってやっている人」と振り返った。「明るいし、きっぷのいい人。通りがかりの人でも、何か世話になると、すぐ小遣いをあげようとした。気前のいい人でした」。晩年は軽い認知の症状も出たが、「調子のいい時はしっかりしていた。隠し子だけど、親子関係は当たり前だけど、普通でした」と話した。