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Wednesday, January 6, 2021

大倉忠義主演『知ってるワイフ』はもはやホラー!? 原作の韓国ドラマから日本版の見どころ解説 - リアルサウンド

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 1月7日、関ジャニ∞の大倉忠義主演のドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)がいよいよスタートする。仕事に子育てにと追われる日々を過ごすうちに、すっかりダメ夫と恐妻になってしまった夫婦にスポットライトが当たる。「もしあの時こうしていたら、今はどうなってたんだろう?」そんな誰もが厳しい現実に直面したときに考えずにはいられない、“If”の世界を体感することができるファンタジーロマンスだ。

 主人公は、大倉演じる剣崎元春。結婚5年目の2児の父だ。連日、子どもの夜泣きで寝不足が続いている上に、勤務先の銀行では理不尽な顧客に翻弄され疲労困憊。家庭のことは妻の澪(広瀬アリス)に任せきり。銀行では上司に叱責され、家では妻に怯える元春にとって、束の間の癒やしといえばクローゼットの中に隠れてコソコソとプレイするテレビゲームだ。

 「澪は結婚して変わった……モンスターだ……」と嘆いていると、偶然大学時代にあこがれていたマドンナ・江川沙也佳(瀧本美織)と再会。沙也佳から「好きだったの」と打ち明けられると、元春は「あのとき人生のパートナーの選択を間違えたのでは」と激しく後悔。そんなとき、街で話しかけられた不思議な男からもらった500円玉によって、「あのとき」に戻ることに成功する。限られたタイムスリップの時間に起こした行動が、バタフライエフェクトとなって現在が変わっていくと知った元春は、幸せな人生に変えるべく奔走する……。

 本作は、同名タイトルの韓国ドラマが原作となっており、日本でもDVDが発売される人気作となった。本作がオンエアされたら、ネット配信している韓国版と見比べてみるのもまた一つの楽しみ方と言えるのではないだろうか。実は今回、一足先に日本版『知ってるワイフ』第1話を観ることができたので、その雰囲気の違いを味わうことができた。

 そこで感じた最も大きな違いは、“笑える“かどうか。韓国版は怒る妻の顔が赤くなったり湯気が立ったりとコミカルな演出によって、妻の咆哮もブラックコメディとして楽しめる。さらに、脇を固めるキャラクターたちも、一見すると仕事ができない後輩だったり、細かい上司だったりするのだが、言っていることには筋が通っていて、そのクセの強さに思わずクスッとなる仕掛け。主人公の苦難を思えば笑えない状況ではあるのに、つい傍から見ていて笑える要素が散りばめられているのだ。

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