テニスの4大大会・全豪オープンは16日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に2-0(6-2、6-2)で勝利。優勝した2019年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。全豪ではこれでシングルス通算20勝となり、杉山愛さんが保持していた日本女子の歴代最多記録(19勝)を更新した。
準々決勝に勝利し全豪通算20勝、杉山愛さん超え日本女子最多
テニスの4大大会・全豪オープンは16日、女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク3位の大坂なおみ(日清食品)が同71位シェイ・スーウェイ(台湾)に2-0(6-2、6-2)で勝利。優勝した2019年以来2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。全豪ではこれでシングルス通算20勝となり、杉山愛さんが保持していた日本女子の歴代最多記録(19勝)を更新した。
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第1セット、大坂は第4ゲームで先にブレーク。第8ゲームもブレークしてセットを奪うと、続く第2セットでも、第1ゲームでサービスエース2本を決めるなど躍動。見事なリターンエースを決めた第2ゲームをブレークするなど、ダブルス世界ランク1位に君臨する技巧派のシェイに貫録の勝利を収めた。大坂はこれで昨年8月から、2つの試合前棄権を除き19連勝となった。
大坂は試合後のインタビューで「今日(の相手)は確かに一筋縄ではいかない人だった。一番大事なのは崩れないこと、ミスをしないこと。今日のプレーには満足しています」と完勝を振り返った。
ダブルスでは世界ランク1位に君臨する技巧派の35歳シェイを破り、2年ぶりの優勝へまた一歩前進。「彼女相手に余裕を持つことはありません。何が起きるかわからないからです。1ポイントずつ戦ったことに満足しています」と笑顔だった。
次戦の準決勝では、この後行われるシモナ・ハレプ(ルーマニア)とセリーナ・ウィリアムズ(米国)の試合の勝者と対戦する。どちらと戦いたいかと質問されると、「いつでもセリーナと戦いたい、チャンスがあるときは。ですが、2人とも優勝している選手だし、憧れている選手。相手が誰でもうれしい」と語った。
(THE ANSWER編集部)
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