囲碁界の最高棋戦、第45期棋聖戦七番勝負第3局が5日、長崎県西海市のオリーブベイホテルで始まった。第1局、第2局と連勝した井山裕太棋聖が9連覇に向け、一気に挑戦者の河野臨九段を土俵際に追い込むか。河野九段が1勝を返してシリーズの流れをたぐり寄せるか。七番勝負のカギを握る重要な一戦だ。
午前9時、立会人の山田規三生九段の合図で対局が開始された。黒番の河野九段の初手は右上隅の小目。井山棋聖はすぐに左上隅の小目で応じ、河野九段は3手目を左下隅の小目に。左辺は「ケンカ小目」の形になった。
「ケンカ小目」に黒5、白6と互いにかかるのは、「昭和調」と控室の面々。1960~70年代のタイトル戦を思わせる展開だ。これに対し、黒7とかけ、黒11にはさむのは、「令和調」。白12と大ゲイマにかけると、「大体、白16までのツケ引きになることが多い」と、日本棋院のネット対局サイト「幽玄の間」での解説を担当している大橋成哉七段。
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