米男子ゴルフツアー 全米プロ選手権第1日 ( 2021年5月20日 サウスカロライナ州 キアワアイランドリゾート=7876ヤード、パー72 )
メジャー2連勝を狙うマスターズ王者の松山英樹(29=LEXUS)は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー、73で第1ラウンドを終えた。ホールアウト時点で57位だった。
インから出て11番パー5で2打目をグリーン手前に運びバーディーを先行させた。しかし12番で3パットのボギー。18番は1打目を左に曲げた後、2打目で何とかグリーンを捉えたものの3パットでボギーとした。
後半のアウトは2番パー5で1・5メートルにつけてバーディーを奪ったが、3番でアプローチのミスから痛恨のダブルボギー。7番パー5で左サイドの荒れ地からピンそばに寄せて取り返した。
ホールアウト後は「調子が良くないので、どうかなと思っていたけど、そんなに離されずに終わったので良かった」と振り返った。
先週のAT&Tバイロン・ネルソンで1カ月ぶりに復帰したばかりで万全とは言えないもののショットは安定していた。前半はパットの距離感が良くなかったが、後半は感触をつかみ、風が強まる中でスコアをまとめた。
ショットの出来については「いいところがないのが苦しい。フィーリングが良くないのでアグレッシブにピンにいけない」と不満そうだった。
2日目に向けて「明日しっかり伸ばして少しでも差を縮めたい」と巻き返しを誓った。
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