2日のラ・リーガ第34節、バルセロナは敵地メスタージャでのバレンシア戦に3-2で勝利した。DFジェラール・ピケは、ミッドウィークのグラナダ戦から勝利を取り戻したことへの大きな満足感を表している。
グラナダ戦で1-2の逆転負けを喫し、アトレティコ・マドリーを抜いて首位に浮上するチャンスを逃したバルセロナ。次節にアトレティコとの直接対決を控える状況で臨んだこのバレンシア戦ではDFガブリエウ・パウリスタの先制点を許すも、PKの流れからFWリオネル・メッシ、さらにFWアントワーヌ・グリーズマンがゴールを決めて逆転し、さらにメッシが直接FKから加点した。終盤にはMFカルロス・ソレールにミドルを叩き込まれて1点を返されるも、1点リードを維持して2試合ぶりの勝利をつかんでいる。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたピケは、次のような感想を述べている。
「もちろん、僕たちはもっと早く決着をつけたいと思っている。打たれるシュートも許すチャンスも少ないと思うが、しかし枠の中に入ってしまうんだ。各失点を分析しなくてはならない。木曜のグラナダ戦は僕たちにとって大きな打撃だった。でもメスタージャのような難しいピッチで勝てたことは自信を与えてくれる」
バルセロナは次節アトレティコ戦に勝利すれば、同チームに勝ち点1差をつけて首位に浮上できる。
「アトレティコ戦では、どんな形でも勝たなくてはいけない。これまでの流れを見る限り、それでラ・リーガ優勝を決められるとは言えないね。観衆なしのホーム戦で勝利をつかむのは難しい。たとえ首位にたっても、ライバルたちは僕たちがチャンピオンになることを安易と認めないだろう」
ピケはこのバレンシア戦のウォームアップ中、今季長期離脱のきっかけとなった右ひざに違和感を覚えたようで、ベッドでマッサージを受けていた。試合には出場したものの、後半には苦痛の表情を浮かべながらひざを気にする様子が何度も見られている。
「少し痛みがあるだけさ。僕たちは最後まで戦い抜くために、とても重要な一戦を物にした。落ち着ける試合なんて一つもない。落ち着ける試合があるってことは、それは僕たちが闘っていないということだ。ラ・リーガ優勝を争っていることには、大きな価値がある」
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