岡谷市川岸上の鶴峯公園に植わる３０種３万株のツツジが色とりどりの花を咲かせ、見頃を迎えている。穏やかな日差しが注いだ１１日、園内では散策しながらツツジの花を楽しむ人の姿が見られた。
公園は製糸業で栄えた片倉家が１９３５（昭和１０）年、旧川岸村に寄贈した土地に造られた。丘陵状の園内には、ドーム形やハート形に刈り込んだ濃淡が異なる赤いツツジが点在。諏訪市の女性（６０）は「色とりどりの花を遠くまで見ることができ、日が差すとさらにきれい」と話した。
市商業観光課によると、今週いっぱい楽しめる見込み。恒例の「つつじ祭り」は１０日に終了したが、祭りに合わせて開設した有料臨時駐車場（午前９時～午後４時）は１６日まで使える。
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