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Saturday, July 17, 2021

猪形とクマ形の土製品展示/弘前市立博物館 by 陸奥新報 - 陸奥新報

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 弘前市立博物館は「いのっち」の愛称で親しまれている国指定重要文化財「猪(いのしし)形土製品」(同館蔵)と、「クマ形土製品」(県立郷土館蔵、風韻堂コレクション)を通し「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を応援する「JOMON特別展示」を企画、17日から両土製品を常設展示室入り口で紹介している。
 「いのっち」は同市の十腰内(2)遺跡から出土。縄文後期のもので、これまでイギリス、パリ、東京都などの展覧会やイベントに出品された。「クマ形土製品」は同市の尾上山遺跡から出土。縄文晩期の終わりごろのものと考えられ、胸部にはツキノワグマの特徴と思われる三日月型の文様が施されている。両土製品が市内で並んで展示されるのは今回が初めて。
 展示は9月13日までで、両土製品は福岡県太宰府市の九州国立博物館で10~12月に開かれる特別展「海幸山幸-祈りと恵みの風景-」でも展示される。
【写真説明】弘前市内で並んで展示されるのは初めての猪形土製品(左)とクマ形土製品

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