東京パラリンピックは30日、競泳の男子200メートル個人メドレー(視覚障害SM11)の決勝が行われ、富田宇宙(うちゅう)(32)(日体大大学院)が2分28秒44で銅メダルに輝いた。パラ初出場で、400メートル自由形の銀に続き2個目のメダルを獲得した富田は「頑張りましたけど、いろんな巡り合わせでいただけたメダルかな」と周囲の選手を気遣った。
スタートから、同じ日本代表でリオデジャネイロ大会の銀メダリスト・木村敬一(30)(東京ガス)とトップ争いを演じ、最初のバタフライ50メートルを2位で折り返した。続く背泳ぎと平泳ぎで順位を6位まで落としたが、最後の自由形で一気に巻き返した。
レース直後の富田は「400メートルが専門なので、自由形は自信があった。背泳ぎと平泳ぎは得意じゃないので、最後で一気に追い上げるしかないと思って、自由形にすべて(力を)を注ぎ込んだ」と振り返った。
2個目のメダルについては「一つ目のメダルを取ったことで、自分のレースに注目してくださる方も増えたと思う。さらにメダルを獲得することができたので、次のレースはもっとたくさんの方に応援してもらえるかな」と期待した。
富田は熊本市出身。3歳から水泳を始めた。16歳の時に徐々に視野が狭くなる網膜色素変性症が判明。2019年の世界選手権では、400メートル自由形と100メートルバタフライで銀メダルを獲得している。(読売新聞オンライン)
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