キャリア教育とは、子どもたちが将来社会人として自立できるよう、必要な能力を育成するための指導を指します。
今後、社会情勢が目まぐるしく変化する中で、今ある仕事のミライ、そして今はまだないミライの仕事について学んでいくことは、非常に重要だと言えるでしょう。
キャリア教育の目的は明確ですが、実際に学ぶべき内容は多岐にわたります。
そのため、学習方法にも従来とは異なるアプローチが求められるかもしれません。
- これからの未来を担う子どもたち、教育にも変化が必要?
だからこそ、今後の教育でどのようなことを学んでいくかが、将来を決める重要なカギとなるかもしれません。
そこで、「これからの世代を担う子どもたちには、自分たちの時代(親世代)とは異なる形の教育が必要だと感じますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(38.6%)』『ややそう思う(51.9%)』と回答した方が9割という結果となりました。
子どもたちには親世代とは異なる形の教育が必要だと感じている方が、非常に多いようです。
親世代の皆さんは、自分たちの受けた教育はもう現代では通用しないと考えているのでしょうか?
そこで、先ほどの質問で『とてもそう思う』『ややそう思う』と回答した方に、「自分たちの時代(親世代)とは異なる形の教育が必要だと思う理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『昔とは違う常識、価値観に変化してきている(67.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『昔とは違う知識、スキルが求められる時代になっている(59.6%)』『人生の選択肢に多様性のある時代になっている(45.2%)』と続きました。
7割近くの方が、昔とは違う常識や価値観に変化していることを理由に挙げています。
また、知識・スキルといった面でも、昔とは求められる基準が変わってきているでしょう。
多種多様な働き方や生き方が選べるようになるにつれ、時代に適した教育へのニーズも高まると考えられます。
- お子さんとの話し合い…しっかりできていますか?
昔と今では常識や価値観が変容してきており、子どもの教育にも時代への適応が求められているといえます。
子どもたちが夢を叶えるためには、教育はもちろん、親のサポートも大切になるでしょう。
では、実際に親子間で、将来の夢やビジョンについて共有する機会はあるのでしょうか?
そこで、「お子さんが将来なりたい職業についてご存じですか?」と質問したところ、6割以上の方が『はい(60.4%)』と回答する一方で、約4割の方が『いいえ(39.6%)』と回答しました。
子どもが将来なりたい職業について、知らないという方も一定数いるようです。
どんな職業に就きたいのか改めて聞こうとすると、まとまった時間が必要となってくるかもしれません。
続いて、「お子さんの将来について親子で話し合う時間を確保できていますか?」と質問したところ、『どちらともいえない(27.8%)』『あまり確保できていない(14.2%)』『全く確保できていない(話し合っていない)(4.5%)』と回答した方が半数近くを占める結果となりました。
親子で将来について話し合う時間を確保できていないご家庭は、少なくないようです。
日々の生活や仕事で忙しかったり、つい他の用事を優先してしまったりと、親子揃って深く話をする環境はなかなか作りづらいのかもしれません。
- お子さんの学習意欲向上の秘訣は話し合いにあり?
では、小学生の子どもを持つ親御さんたちは、お子さんの学習事情をどこまで把握しているのでしょうか?
そこで、「2020年度から、小学校でキャリア教育が本格導入されていることを知っていますか?」と質問したところ、7割以上の方が『いいえ(73.8%)』と回答しました。
2020年度から導入された小学校でのキャリア教育について、その認知度は低いといえるでしょう。
子どもたちの将来を見据え、新たな指導方針が取り入れられたにもかかわらず、家庭まで浸透していないのが現状のようです。
続いて、「親子で将来について話し合う時間(キャリア教育の時間)が長いほど、お子さんの学習意欲向上に繋がると言われていることをご存じですか?」と質問したところ、こちらも7割以上の方が『知らない(74.0%)』と回答しました。
キャリア教育に費やす時間が長いほど、子どもの学習意欲向上に繋がるという可能性も、あまり知られていないようです。
親子で将来について話し合う中で、子どもが前向きな姿勢を見せるようになってくれたら嬉しいですよね。
小学校だけでなく家庭内での取り組みにも注力すれば、キャリア教育がさらに効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
- キャリア教育の入門、低学年への指導で期待したいこと
それだけに、親御さんがキャリア教育に関心を持つことが、子どもたちの将来にとって肝心なポイントです。
では、小学校低学年で行われるキャリア教育について、親御さんたちはどのような期待を抱いているのでしょうか?
そこで、「小学校低学年へのキャリア教育導入によって、お子さんの学習面のどのような部分の変化や向上を期待しますか?(複数回答可)」と質問したところ、『勉強に対する意欲、関心を持つこと(52.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーション能力の向上(51.4%)』『努力や継続ができる力を身につけること(49.3%)』と続きました。
半数以上の方が、勉強に対する子どもたちのやる気や意識の向上を期待しているようです。
また、コミュニケーション能力や継続力といった、社会で通用する力を身につけることも重視されています。
キャリア教育を通して勉強に励み、周囲と円滑にコミュニケーションを取れる人材として成長してほしい、というのが親の願いだといえるかもしれません。
- 学校だけじゃない!家庭でのオンライン教育が当たり前になる?
キャリア教育を進めるために、小学校以外でも学べる場所があれば助かりますよね。
その選択肢のひとつといえるオンライン教育について、「現在、ご家庭ではオンライン教育を取り入れていますか?」と質問したところ、7割近くの方が『いいえ(67.5%)』と回答しました。
家庭におけるオンライン教育の普及率は、まだまだ低いようです。
オンライン教育に対応できる設備がなかったり、取り入れ方がわからなかったりと、様々な原因があるのかもしれません。
そこで、「親子で受けられるキャリア教育についてのオンライン授業があったら活用してみたいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(19.2%)』『ややそう思う(47.2%)』と回答した方が6割以上という結果となりました。
キャリア教育に関するオンライン授業のニーズは高いといえるでしょう。
親子でキャリア教育を受けることにより、お互いの思いもより一層理解しあえるのではないでしょうか。
オンライン授業をきっかけとして、子どもたちの将来を考える時間を設けてみてください。
- 【まとめ】日本のキャリア教育はまだまだこれから!学校だけでなく、家庭でも必要とされる時代へ
常識や価値観が変化し、多様性も認められる社会となりつつある中、時代に適応できる教育が求められているといえます。
一方で、子どもたちの将来について話し合うことができている家庭は、あまり多くないようです。
また、小学校でキャリア教育が本格導入されたことついても、親の認知度は低い結果となりました。
今後、キャリア教育の実施を広く周知できれば、家庭内での話し合いや学習の機会を増やしていけるかもしれません。
さらに、小学校でのキャリア教育を通じて、学習への意欲やコミュニケーション能力の向上といった効果を期待する声も多く見受けられました。
このように、キャリア教育は子どもたちの将来に有益な価値をもたらす可能性を秘めています。
そこで、小学校に限らず家庭でもキャリア教育に取り組める手段として、オンライン授業を活用してみてはいかがでしょうか。
キャリア教育のオンライン授業を通じて、子どもたちの将来を親子一緒に考えてみましょう。
- 日本初!最先端キャリア教育オンラインスクール!『DreamDriven』
今回、「子どものキャリア教育」に関する調査を実施した、株式会社ミライメイクは日本初の最先端キャリア教育オンラインスクール『DreamDriven』(https://www.dream-driven.jp/lp/)を2022年4月開講予定となります。
『DreamDriven』とは、日本初のキャリア教育オンラインスクールです。
「宇宙飛行士」「医療従事者」「起業家」といったお子様が描く様々な“夢”や“憧れ”を親子と仲間と一緒に追いかけていきます。
日本の子どもたちのためになる、新しいキャリア教育の形を提供します。
■DreamDrivenの特徴
・日本初!最先端キャリア教育オンラインスクール
・全国の同じ夢を持つ友達と交流できる!中学受験の準備にも!
・3ヶ月単位で色んなドリーム探し!親子で楽しめます。
AIが仕事を担う時代、人間が果たすべき役割とは何でしょう。
いま、世界では「キャリア教育の早期化」がトレンドになっています。
ドイツのDual system、フィンランドのMe&my city、アメリカで進むPBL(Project based learning)...。
先の分からない時代だからこそ、働くとは、生きるとは何か、を小さい頃から考え、夢やなりたい姿を明確化し、逆算思考で専門性を身につけていくことが重要と考えられています。
DreamDrivenでは、キャリア教育をオンラインスクールという形で提供し、私たち大人とは違う社会へはばたく子どもたちのためになる授業を行っていきます。
例えば、「宇宙飛行士になりたい!」と考えている子どもたちのクラスでは、
「宇宙飛行士になるために必要な能力とは?」
「なってやりたいことは?」
など夢を膨らませるとともに、必要な知識の習得、同じ夢を持つ仲間との出会い、などをサポートしていきます。
これまでの日本の教育にはなかった「夢を原動力に変える」新しい学びのカタチ!
《Dream Driven》は、「親子で夢や憧れを考える貴重な時間」をリビングにお届けします。
■Dream Driven:https://www.dream-driven.jp/lp/
■TEL:052-796-7659
調査概要:「子どものキャリア教育」に関する調査
【調査日】2021年11月8日(月)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,048人
【調査対象】6歳から9歳までの子どもを持つ方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
からの記事と詳細 ( 90%以上の親が自分たちとは異なる形の教育が必要だと回答!子どもの「キャリア教育」のために、家庭でできる取り組みとは? - PR TIMES )
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