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Thursday, December 16, 2021

JR貨物EF510形301号機、九州向け量産先行車が車両メーカーから出場 - マイナビニュース

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JR貨物の交直流電気機関車EF510形301号機が16日、車両メーカーから出場した。九州向け量産先行車として製作され、各種性能確認走行試験を行った後、2023年3月の運行開始を予定している。

今回製作されたEF510形301号機は、本州で活躍するEF510形の愛称「ECO-POWER レッドサンダー」を継承しつつ、九州地区での運行開始に向け、鋼製の車体に新たな塗装を施した。九州地区で活躍するEF81形303号機などで親しまれた銀色をベースに、車体下部に赤いラインと紺色を配し、車体側面のナンバープレートに赤色を採用。側面中央部に愛称「ECO-POWER レッドサンダー」のロゴマークをデザインしている。

仕様も本州で活躍するEF510形と一部異なり、「JR貨物グループ長期ビジョン 2030」で掲げた「グリーン社会の実現」という価値を提供すべく、交流回生ブレーキを装備して貨物鉄道輸送における消費電力削減をめざすという。なお、量産先行車のEF510形301号機では、既存車と同じ発電ブレーキ関係機器も搭載して出場。各種性能確認走行試験を行い、結果を確認した後、発電ブレーキ関係機器を撤去する予定とのことだった。

EF510形301号機は九州地区で活躍する現行の機関車ED76形・EF81形の置換え用として導入を予定しており、川崎車両と三菱電機が共同で製作。12月9日に川崎車両兵庫工場で報道公開された後、12月16日の10時すぎ、ディーゼル機関車DE10形1561号機に牽引され、兵庫工場から出場した。JR貨物の門司機関区に移され、走行試験を実施するという。九州向けのEF510形は2023年以降、数年のうちに計17両を配備する予定と報道されている。

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