2024年春の北陸新幹線金沢―敦賀間延伸に合わせて県内で計画するフルマラソン「ふくい桜マラソン」について、県は、24年3月31日に開催すると決めた。JR福井駅西側エリアを発着点とし、新幹線と並走する橋や桜の名所などを駆ける経路を選定。恐竜の形のように見えるコースでも福井をPRする。開催により15億円以上の経済効果を見込んでいる。(仁木翔大)
県によると、コースは福井市中心部の大名町交差点付近をスタートして北上し、新幹線と道路が並ぶ同市の新九頭竜橋(仮称)に向かう。その後、坂井市の丸岡城付近で折り返し、福井市の9・98スタジアム(県営陸上競技場)まで南下。最後は桜が見頃を迎える足羽川の河川敷を経由し、福井市中心部の繁華街にある片町入口交差点をゴールとする。これらのコースを上空の西方から見ると、恐竜の形のように見える。
参加対象は18歳以上で、定員は1万3000人。県は今月2日、このうち県民向けが6000人超、県外ランナー向けが6000~7000人で調整していると明らかにした。
フルマラソンのほか、2人1組で約20キロずつ走る「ペアリレーマラソン」、中学生以上の「ファンラン」(5キロ)、車いすやベビーカーでも参加できる「ユニバーサルラン」(1キロ)などを実施する予定で、ランナーは23年に募集。全体で約1万5000人の参加を見込む。
事業費は約3億5000万円。県は、観光や宿泊による経済効果が15億円以上に上るとしている。
大迫選手ゲスト 2年前イベント 3会場で27日
県は今月27日、ふくい桜マラソンの2年前イベントを開催。男子マラソンの前日本記録保持者で、昨夏の東京五輪で6位入賞した大迫傑選手(30)をゲストに迎える。
2年前イベントは福井市、坂井市、美浜町の3会場で行われる。大迫選手は福井市の中央公園でランナーを応援するほか、トークショーにも参加する。
大迫選手は東京五輪後に引退を表明したが、2月に現役復帰を表明。「ランニングの楽しさ、素晴らしさを伝え、2年後のふくい桜マラソンに向けて走り出すきっかけになれば」とメッセージを寄せている。
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