3大会連続メダルを目指す男子400メートルリレーで、日本は予選失格となった。38秒78で1組4着でゴール。予選突破条件は各組3着と4着以下のタイムの上位2チームのため、タイムで救われる可能性を残していたが、その後、失格の判定が下された。

フレッシュな“リレー侍”で臨んだ。第1走者が100メートルで準決勝に進出した坂井隆一郎（24＝大阪ガス）、第2走者がサニブラウンに代わって鈴木涼太（23＝スズキ）、第3走者が200メートルで準決勝に進出した上山紘輝（23＝住友電工）、第4走者は最年少の18歳、柳田大輝（18＝東洋大）。全員が初出場だった。

1走の坂井が好スタートを切ったが、2走・鈴木と3走・上山のバトンパスが間延びしてタイムをロスした。それでもアンカーの柳田が最後に中国を抜いて4着でゴールした。

日本は過去2大会連続銅メダルだったが、決勝進出を逃した。2走の鈴木は「2走から3走のバトンがうまくいかなかった。こういう舞台でしっかりやるのは難しいと思った」。

3走の上山も「しっかり決勝に残って勝負するということでメダルを狙っていたが、バトンをミスしたのは悔しい。もっと自分の力も上げて、しっかり勝負していかなければいけないと思った」とミスを悔やんだ。

アンカーで1つ順位を上げた初出場の柳田も「正直悔しい気持ちでいっぱい。自分はリレーだけで選んでもらったので、自分自身もっと力をつけて戻ってきたい」とリベンジを誓った。

第2走者を務める予定だったエースのサニブラウン・ハキーム（タンブルウィードTC）が欠場。日本勢初の決勝に進んだ100メートルの反動が大きかった。

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