張本智和 Photo:World Table Tennis
卓球のWTTチャンピオンズ ヨーロピアンサマーシリーズ2022<7月18~23日/ハンガリー・ブダペスト> 最終日の23日、男子シングルス決勝で張本智和(IMG/世界ランク8位)が林高遠(中国/同20位)をゲームカウント4-3で下し、優勝を果たした。
一時の低迷を抜け、2021年3月のWTTスターコンテンダー以来の国際大会シングルス優勝をねらう張本。対するは、過去2勝2敗の林高遠だ。中国若手の突き上げを受ける27歳が、悲願の五輪出場へアピールすべく、張本に襲いかかった。
会場は中国人客の歓声に包まれ、完全アウェー状態。林の切れ味鋭い両ハンドに張本はミドルをえぐられ、3-11の大差で第1ゲームを失う。
張本も得意の前陣バックハンドで応戦するが、イージーミスの出ない林を前に2ゲーム目も7-11で落とす。
第3ゲームは、張本がアップサーブからの攻撃を次々と浴びせて10-7とするが、林はあえて打点を落としたループドライブを放つなど、12-14と逆転でここも取られる。
あとがない4ゲーム目、思い切ってフォアを振った張本が11-6で取り返し、次も張本のサーブに対して攻められない林に対し、張本は強気で攻めて11-6でここも奪う。
第6ゲームは林に5-10とされて万事休す。しかし張本はここから10-10にまで追いついて見せる。ここで虚を突くロングサーブでも得点し、13-11とひっくり返して見せる。
ついに3-3まで追いついた最終第7ゲーム。お互いがロングサーブやサイドを切るサーブなどを繰り出し、サーブレシーブから勝負に出る。
だが、ここで1ゲーム目のような当たりを取り戻した林が攻勢で9-4に。しかしここから張本が猛追し、またもや9-9まで追いついて見せる。そして張本は次でまたロングサーブを決め、最後は長いツッツキを決めて11-9。
まさかのゲームカウント0-3からの大逆転優勝を果たした張本。苦しかった時期を越えて、世界に大きく復調をアピールしてみせた。
【WTTチャンピオンズ 男子シングルス決勝】
張本智和 4ー3 林高遠(中国)
3-11/7-11/12-14/11-6/11-6/13-11/11-9
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