収穫したばかりのゴボウの茎を落とす青沼さん＝山形村で
県内有数のゴボウ産地の山形村で、収穫が最盛期を迎えている。同村のゴボウは風味の豊かさが特徴。今年は天候に恵まれ、形の良いまっすぐなゴボウが収穫されているという。
ＪＡ松本ハイランド（本所・松本市）によると、二十五軒の農家がゴボウを栽培している。今年の収穫は八月二十五日に始まり、十一月末ごろまでに百四十トンほどを出荷予定。県内での販売を強化しており、二～三割を県内向けに出荷する。
同ＪＡゴボウ専門部長の青沼正行さん（５０）は十五日、村内の畑で、機械を使って次々と収穫し、茎を切り落とす作業に汗を流していた。青沼さんは「出来栄えは最高。きんぴらやサラダ、豚汁などにして、旬の間に味わってほしい」と話している。
（倉形友理）
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