マリナーズとアストロズの両チームが無得点のまま延長16回に突入した。MLBのデータ分析を担当するサラ・ラングス氏らによると、0-0のまま延長16回に入ったのはポストシーズン(PS)史上初。16回まで試合が行われたのはPS史上5度目だという。

マリナーズは先発右腕カービーが7回6安打無失点と好投。そこから6人の継投で、計15回を無四球18奪三振で8安打に抑えている。一方のアストロズは、先発右腕マクラーズが6回を無失点。その後は7投手でつなぎ、計15回を6安打、3四球19三振を記録している。

ESPNのジェフ・パッサン氏は15回までのデータをツイッターで投稿。両チーム合わせて打者は101打数14安打(単打12、二塁打2)で、投手は3四球37奪三振。総球数は425球と紹介した。

なお、延長15回まで行われたのはガーディアンズ-レイズのワイルドカードシリーズ第2戦に続き今PS2度目。同一のPSで複数の試合が延長15回まで突入したのは史上初だという。