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Thursday, October 13, 2022

アントニオ猪木さん通夜に333人参列 戒名は「闘覚院機魂寛道居士」79年歩んだ闘魂生涯すべてを象徴 - スポニチアネックス Sponichi Annex

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アントニオ猪木さんの祭壇(c)IGF
Photo By 提供写真

 1日に心不全のため79歳で亡くなった元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木(本名猪木寛至=いのき・かんじ)さんの通夜が13日、都内で営まれた。雨の降りしきるなか、藤波辰爾、初代タイガーマスクこと佐山サトル氏、前田日明氏、新日本プロレスのオカダ・カズチカ、棚橋弘至ら333人が参列した。

 戒名は「闘覚院機魂寛道居士(とうがくいんきこんかんどうこじ)」。祭壇には、トレードマークの赤いタオルを模した円形の飾りが赤いバラを使って施された。祭壇の両脇には猪木さんが宿敵タイガー・ジェット・シンに卍固めをかけている姿と、07年IGF旗揚げ戦の「1、2、3、ダァー!」を決めている写真が飾られた。また棺の上には新日本のフラッグと闘魂タオルが置かれていた。

 取材に応じた藤波は「いい顔してましたね」と印象を述べると「もう少しね、話をしたかったです。入門した時と全く同じ気持ちで、あれだけ試合で戦っていながら猪木さんの前に行ったら何も言えない。それが悔やんでならない。なんであの時間にいろんな話をしなかったのかなって」と沈痛な表情で振り返った。

 棚橋は自身の名前「弘至」が猪木さんの本名「寛至」から命名されたことを明かし「猪木さんには今こうして頑張れていることに感謝を伝えてきました」と話した。猪木さんは、9月から新日本プロレスの終身名誉会長に就任。今月10日の両国大会では来年1月4日の東京ドーム大会の来場を呼びかける予定だったという。残念な思いをかみしめながらも棚橋は「東京ドームで精いっぱい試合をして見送りたい」と前を向いた。

 14日に葬儀・告別式が行われる。後日、お別れの会が開かれ、その後、猪木家の墓がある横浜市の総持寺に納骨される。

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