フィリーズの主砲ブライス・ハーパー外野手(30)が、初回にワールドシリーズ第1号となる先制2ランを放った。

ハーパーは「4番DH」で出場し、1番シュワバーが四球で出塁して2死一塁で迎えた第1打席。アストロズの先発右腕マクラーズの初球ナックルカーブを捉え、右翼スタンドに突き刺した。打球速度は84.6マイル(約136.2キロ)、飛距離403フィート(約123メートル)。本塁打はリーグ優勝決定シリーズ第5戦で放った2ラン以来、6本目。同一ポストシーズンで6本は球団史上2位タイとなった。

ベンチでインタビューを受けたハーパーは「甘く入ってくる球を待っていた。シーズン終盤で対戦したけど、タフな相手。良いスライダーと速球を持っている。2点を先制できたのは大きい」と振り返り、ファンの大歓声に「最高だよ。本拠地に戻ってこれて、ファンの前でプレーできてうれしい」と話した。