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Wednesday, November 9, 2022

【インタビュー】清水FWチアゴ サンタナ、“トロフィー慣れ”した娘に誇るW受賞!「しっかりと見せてあげたい」 - SOCCER KING

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 2022年の明治安田生命J1リーグ得点王はFWチアゴ サンタナ(清水エスパルス)が受賞した。今季序盤はケガで出遅れたものの、27試合に出場して14得点を記録。清水はJ2降格圏内の17位となったが、得点を重ねてチームをけん引し続けた。

取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)

――まずは得点王・ベストイレブンのダブル受賞おめでとうございます!
チアゴ 初めて得点王、ベストイレブンを受賞できてすごく嬉しく思っています。まだいくつか参加するイベントがありますけど、オフはブラジルに帰国してゆっくり休み、また来季いい結果を残したいと思っています。

――昨季は37試合に出場して13得点2アシスト。今季は27試合と出場試合数が減ったものの、14得点6アシストを記録しました。好調の要因についてはいかがでしょうか?
チアゴ 自分はどの国でプレーしてもスタイルに適応できると思っています。そして今年は家族が来日して、一緒に過ごすことができたことも要因の一つです。残念ながらJ2降格となってしまいましたが、J2にとどまり続けることがないように、来季はもっといいプレーを見せたいと思っています。

――今季14得点の中で一番印象的なゴールはどれでしょうか?
チアゴ 一つに絞るのはなかなか難しいですね……。一つ選ぶのであれば、ホームでのアビスパ福岡戦のゴールが印象に残っています。相手DFよりも素早く動かないと決められないシチュエーションでした。しっかりと頭で合わせて決めることができて良かったです。

――今回のような個人賞の受賞はプロ入り後初めてでしょうか?
チアゴ いえ、ポルトガル時代にトロフィーをもらった経験があります。帰宅した時にいつも娘に見せていてトロフィー慣れしていたので、日本に来てから「まだトロフィーないの?」と言われていました(笑)。今回は2つのトロフィーを持って帰れるので、しっかりと見せてあげたいと思います!

――今回得点王に輝きましたが、ポジションはFW一筋なのでしょうか?
チアゴ サッカーを始めた時からFWでした。パルメイラスに在籍していた頃、チームに左SBがいなかったので少しだけやったことはありますが、その時以外はFWです。FWは自分に一番合っているポジションだと思いますし、左足だけではなく右足やヘディングでのシュートも練習を重ねてきました。日々もっといい選手になることを心掛けています。

――FWとして憧れの選手はいますか?
チアゴ アドリアーノが一番の憧れでした。自分も左利きのFWなので、ずっと彼の背中を追いかけてきました。川崎フロンターレのレアンドロ ダミアン選手も憧れの存在です。サッカー選手としてだけではなく、彼の考え方など尊敬している部分は非常に多くあります。

――2021年に清水への移籍を決断しました。受賞を経て、改めて今回の移籍について振り返っていただけますか?
チアゴ 個人的にはレアンドロ ダミアン選手と仲良くさせてもらっていて、彼から日本という国、Jリーグがどれだけ素晴らしいかを聞いていました。自分は性格的に一つのことに興味を持つと多くのことを知りたくなるので、日本という国、Jリーグのことを知りたいと思い移籍を決断しました。清水でプレーできてすごく幸せですし、感謝の気持ちでいっぱいです。日本で多くのことを学んでいますし、娘は日本の学校に通っていて日本語も話せるようになりました。

――ポルトガルに続き、今回は日本と国外でしっかりと結果を残しています。国外で活躍する秘訣はありますか?
チアゴ 常に最善を尽くせば結果は自然と付いてくると思っています。相手がどこであろうと最善を尽くすこと。お金を払って試合を見に来てくれるサポーターの皆さんの前では、常にベストなパフォーマンスを見せたいと思っています。

――では、最後に1年間応援してくれたファン・サポーターへメッセージをお願いいたします。
チアゴ まずはJ2降格という結果に終わってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ファン・サポーターの皆さんは「チアゴ選手のせいではない」というメッセージを送ってくれましたが、サッカーはチームスポーツなので自分も責任を感じています。清水はJ1にいるべきですし、来季は何としてでもJ1復帰を果たさないといけないと思っています。

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