優美な形と特徴的な色あいの釉薬で知られる焼き物、小杉焼の作品を集めた展示会が射水市で開かれています。
小杉焼は射水市の旧小杉町で約200年前の江戸時代後期に始まり、明治30年代まで続きました。
小杉焼は端正で気品のある形に加えて小杉青磁と呼ばれる釉薬の色の美しさが特徴です。
今回の展示会では、とっくりを中心に茶わんや香炉など74点を展示しています。
このうち「鴨徳利」は水面を泳ぐカモの姿をモチーフに作られたと言われ、繊細で美しい形から小杉焼の中でも特に広く知られています。
初代の与右衛門が制作した「白釉御神酒徳利」は口の部分に緑色の釉薬が使われ、すらりとした形が品格を感じさせます。
また、小杉焼の評価が高まったことを受けて1980年代に滋賀県の信楽で作られた偽物もあわせて展示されています。
射水市新湊博物館の稲垣尚美学芸員は「射水市内に残る一級品の小杉焼を展示しています。そのおおらかな形と釉薬の美しさを楽しんでください」と話していました。
この展示会は来年2月12日まで射水市新湊博物館で開かれています。
からの記事と詳細 ( 射水市で小杉焼の展示会 優美な形と特徴的な色あいの釉薬|NHK 富山県のニュース - nhk.or.jp )
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