プロ野球の福岡ソフトバンクホークスは５日、福岡市中央区の福岡ペイペイドームで仕事始めを迎えた。３年ぶりのパ・リーグ制覇と日本一を誓い、球団幹部がバットで鏡開きを行った。
昨季はリーグ優勝まであと一歩で足踏みし、オリックス・バファローズに競り負けた。雪辱を期して、オフシーズンには大型補強を敢行した。乾杯の音頭を取った後藤芳光社長最高経営責任者（ＣＥＯ）兼オーナー代行（５９）は「補強した選手の更に上を行かないとレギュラーにはなれない。補強こそが選手の育成につながる」と常勝球団再建への決意を表明。王貞治会長（８２）は「去年みたいな悔しい思いを絶対に二度としたくない。今年は１０ゲームくらい離してゴールするぐらいの強い気持ちを持って戦いたい」と言葉に力を込めた。
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