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Monday, May 8, 2023

巨人、勝利の方程式の形が見えてきた中で…勝ちパターンで苦労|BASEBALL KING - BASEBALL KING

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巨人・原監督 (C)Kyodo News
 巨人は開幕から勝利の方程式で苦しんでいた中で、7回・直江大輔、8回・田中千晴、9回・大勢が機能し、勝利の方程式の形が見えてきたかと思われたが、先週は“8回”の部分で苦しんだ。田中千は2日のヤクルト戦でプロ初失点を許し敗戦投手となると、4日のヤクルト戦でも1失点、5日の中日戦では0回1/3を投げ5失点、6日に一軍登録を抹消された。

 2日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト』で解説を務めた江本孟紀氏は巨人のリリーフ陣について「確立したものがない。課題としてはジャイアンツは(リリーフ陣が)固まるかどうか、ある程度計算のできる投手が出てこないと。先発がいないわけですから。若いピッチャーもそうなんですけど、チャンスを与えられているというのは二軍の話。一軍は抑える場。テストしたり訓練する場所じゃない」と厳しい言葉を並べた。

 4月23日に放送された『ショウアップナイタープレイボール』で巨人・原辰徳監督とショウアップナイター解説者の江本孟紀氏の対談で、原監督はリリーフについて「7回、8回とは言いませんけど、8回はしっかりと任せられるような選手を作らないといけない。そこはこのチームの大きな課題だと思っています」と4月の段階で、“勝ち試合”の8回を早急に作りたい考えを持っていた。


 9回には絶対的な守護神の大勢がいる。田中千が“8回の男”を掴むかと思われたが、再び振り出しに戻った。勝ちパターンで投げられる投手が出てくることが、勝利への近道となる。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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