◇9日(日本時間10日) 大リーグ メッツ4―3カブス(ニューヨーク)
不振のため一時的に先発から外れていたカブスの鈴木誠也外野手が「6番・右翼」で5試合ぶりにスタメン出場。9回に10号ソロを放つなど、あと二塁打が出ればサイクル安打の4打数3安打、1打点2得点でチームの全3得点に絡んだ。3安打”猛打賞”は12試合ぶり7度目。
スランプ脱出のカギは「ファーストストライク」だった。第1打席。鈴木は初球をたたいて右中間を真っ二つに割る三塁打。第2打席も初球のカーブを左前に運んだ。
地元中継局マーキーSNのジラルディ解説者は「アグレッシブさがいいね。単純化し、ボールを見てボールをたたく。それこそ彼がやっていることだ。2本とも初球だった。2度のスイング、2球で2本の弾丸ライナーだった」と評した。
9回の第4打席も、カウント2―0からの甘いファーストストライクをたたき、左中間の二階席に10号ソロたたき込んだ。
鈴木は直近11試合で打率・128(39打数5安打)、1本塁打、5打点。不振のため、ここ5試合は先発を外れていた。この日の試合前、ロス監督は「打席で考え過ぎだと思うから、プランを明確にして打席に入ることに集中してほしい。狙い球を決めるにせよ、ストライクゾーンの一角を狙うにせよ、いずれにしてもなるべく頭を空っぽにしてプランを絞ることだ」と語っていた。その言葉通り、普段はじっくり球を見ていくことが多い鈴木がシンプルにファーストストライクをたたき、大きな結果を出した。(写真はAP)
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