【ソウル=帯津智昭、浜口真実】米大リーグのレギュラーシーズンが20日開幕し、ドジャースが5―2でパドレスを破った。2番指名打者で出場したドジャースの大谷は八回に左前適時打を放つなど、5打数2安打1打点、1盗塁。パドレスのダルビッシュは3回2/3を2安打1失点(自責点0)、松井は2/3回を無失点だった。21日の第2戦には、ドジャースが山本、パドレスはマスグローブが先発する。
2年ぶり4度目の開幕投手。大役を終えたダルビッシュは「(米国との)時差や、初めて来る国というのはあったが楽しめた」と72球を振り返った。
三回は、二死から大谷に許した安打と二盗、連続四球で満塁のピンチを招いた。ここから、日米通算20年目となるベテランの本領を発揮する。緩急を巧みに使って5番マンシーを3球で追い込むと、ボールを散らし、最後は外角へ逃げていく150キロ超の速球。空振り三振に仕留め、右手で力強くガッツポーズをして雄たけびを上げた。四回は味方の失策で走者を許し、犠飛で1点を失ったところで交代。「絶好調ではなかったが、粘りながら試合は作れた」と一安心した。
昨季は右肘を痛めてチームを離脱した。37歳となり、「毎日なにかしら体が変わる」。刻々と変化する自らと向き合い、日々ベストの状態に近づけるよう考え、周囲のサポートも仰いで、調整方法を突き詰め続けている。
「20年って早いんだな」と言えるのも、日々を無駄にせず、投げ続ける努力を怠らなかったからこそ。新たなシーズンもその姿勢は変わらない。(浜口真実)
ダルビッシュ 「(大谷との対戦は)一緒にトレーニングをした時期もあり、不思議な感じだった。(三回のヒットは)ツーシームが抜けてしまったが、強い打球でさすがだなと思った」
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