西武渡辺久信GM(58)が27日、チーム再編に向けて覚悟を示した。

成績不振により、前日に松井監督の休養が決定。交流戦初戦となる28日の中日戦(バンテリンドーム)から監督代行として指揮を執る。「上を目指していくうえで、非常にタフで厳しい戦いが始まる。交流戦を契機に、まずは(クライマックスシリーズ進出圏内の)3位を目標に、一丸となって戦っていく」と球団を通じてコメントした。

今季残りは98試合。懸命に巻き返しを目指す。26日の会見では「松井監督だけの責任ではないですし、私もチームを全体的に見る立場として、非常に申し訳ない。そして責任も感じている」と口にしていた。監督を務めていた13年以来のユニホームに袖を通す。

交流戦開幕のマウンドは、シーズン開幕同様、今井に託された。この日は敵地で練習した。ここまで8試合に登板して3勝1敗、防御率2・17。「本当に死ぬ気でやらないと、他のチームにどんどん置いていかれていくような感じがしている。今まで以上に、本当に目の色を変えて野球に取り組んでいかないと」と自らに言い聞かせるように、決意を新たにした。

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