バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに7チームが出場を決めています。
まだ出場権を獲得していない日本は残る5枠をかけて『ネーションズリーグ』に臨んでいて、トルコと中国、それに北九州市で行われる予選ラウンドを終えた時点の世界ランキングの結果でオリンピック出場が決まります。
ここまで7戦を終えて5勝2敗としている日本は、世界ランキングを大会前の9位から7位に上げていて、中国でのラウンドの最終戦で世界11位のドミニカ共和国と対戦しました。
第1セットはエースの古賀紗理那選手や和田由紀子選手の力強いスパイクで得点を重ね、25対20で先取しました。
続く第2セットは23対25で落とし、第3セットも最大5点差を終盤に追いつかれ24対24となりましたが、林琴奈選手と古賀選手が連続でスパイクを決め、26対24で取り返しました。
そして、第4セットは4対7から5連続で失点して一時、8点を追う苦しい展開になりましたが、終盤、相手のミスも重なって追いつくと、最後はブロックポイントで25対23で取り、セットカウント3対1でドミニカ共和国を退けました。
これで通算成績を6勝2敗とした日本は、今月11日から北九州市で行われるラウンドに臨み、12日に韓国、13日はカナダ、15日はセルビア、16日はアメリカと対戦します。
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