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Saturday, June 13, 2020

オンライン化、社会活動の形 変わりつつ 岡山県内で急速に進む(山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

 地域活動や市民活動のコミュニケーション手段として、オンライン化が岡山県内で急速に進んでいる。新型コロナウイルス感染対策で会合や催しができなくなったのに対応した措置だが、遠隔地との交流も深まるなど活動の幅を広げることにつながり、社会活動の形が変わりつつある。  岡山市内の事務所で、県学童保育連絡協議会の糸山智栄会長(55)が机上のパソコンに向かって話しかける。画面に映る倉敷市内各地の学童保育の指導員らが、それに応えていた。  今月上旬、3日間連続で同協議会が開いたビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使う体験会だ。延べ約40人の学童保育指導員らがオンラインで参加した。「声が聞こえない」「画面が動かない」―。参加者らは初めての操作に苦戦しながらも、会議のやり方を習得していった。  体験会を始めたのは、感染防止のために対面での会合や研修が軒並みできなくなったためだ。活動を維持するため、糸山会長がズームの使い方を学び、会員に普及を図ろうとしている。  参加者らは各学童保育に居ながらにして参加できる便利さなどを感じた様子。「学童保育の1階と2階のクラスをオンラインで結び、けん玉やダンスの保育を合同でしたい」といった応用のアイデアも出された。  早速、15日に開く倉敷市の協議会の会合でオンラインを導入し、県の協議会も14日から5週連続で日曜日に保育に関するオンライン講座を行う予定だ。「青森や東京、九州などの講師も気軽に登場してもらえる」と糸山会長は強調する。

苦肉の策

 鏡野町の主任児童委員を務める松本晴恵さん(53)は、公私で携わっていた子育て支援活動がコロナ禍でできなくなった。活動をオンラインに切り替え、4月後半からゲストスピーカーを交えて子育てについて話し合う「Zoomお話会」を9回開催してきた。  「IT(情報技術)は得意でなく苦肉の策だったが、地域外の人とつながりもできた」と喜ぶ。行政とも協働し、会議でのIT活用や講演会の動画配信などを進めようとしている。  岡山市を中心に移住希望者と地元を結ぶ支援をする「おいでんせぇ岡山」は交流の場を3月からオンラインに切り替えた。「子育て中の母親らが日本各地から参加しやすくなる効果があった」と逢澤直子代表理事(57)。豪雨被災者の支援といった多様な活動に携わっていて、多くの会合などがオンラインになったという。

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