新型コロナウイルスの影響で挙式できなかった熊本県内外のカップル31組が14日、麓から眺めるとハート形に見える山鹿市菊鹿町の国有林にサクラを植樹。バレンタインデーに永遠の愛を誓った。
現地は、上永野地区の標高約500メートルの山肌に広がる国有林2・1ヘクタール。熊本森林管理署(菊池市)が2019年にヒノキを伐採したところ、麓からハート形に見えると地元で話題になっていた。このため同署が、伐採地を“恋人の聖地”にしようとサクラ200本の植樹を企画した。
この日、県内と福岡県から集まったカップル62人が急斜面を30分ほど登り、高さ約160センチの「陽光」の苗を数本ずつ植えた。昨年2月に結婚した熊本市東区の緒良中[おらなか]隆人さん(31)、千夏子さん(23)夫妻は「結婚1周年の良い記念になった。将来、子どもを連れて見に来たい」と話していた。
同署によると、植えたサクラは3、4年で花を付け、山肌にハートが浮かび上がるのは約10年後になる。(河内正一郎)
からの記事と詳細 ( 永遠の愛、ハート形に育て コロナ禍で挙式延期のカップル、国有林でサクラ植樹 | 熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞 )
https://ift.tt/2Nze0U0
No comments:
Post a Comment