多様な形で特定の地域と関わる「関係人口」を増やすことで活性化につなげようという「関係人口サミット」が松山市で開かれ、観光関係者などが意見を交わしました。
「関係人口」は、都市部などに暮らし移住していなくても多様な形で特定の地域と関わる人たちのことで、過疎化が進む地域の活性化策の1つとして注目されています。
10日は松山市の道後温泉本館の工事に合わせてこの「関係人口」をテーマにした公開ディスカッションが松山市で開かれ、観光関係者などが参加しました。
この中では「数だけを求めるのではなく、1人1人の地域愛を深めてもらい地域と関わる取り組みが大事だ」といった意見が出されました。
またオンラインでの交流や、瀬戸内海や河川の流域といったより広い範囲で「関係人口」を増やすという新しい傾向についても、意見が出されていました。
催しを企画した「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」の松田朋春総合ディレクターは「愛媛では関係人口に関する取り組みはまだ少ないが、道後の熱心なファンを増やして今後につなげたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 多様な形で地域と関わる「関係人口」 松山市でサミット|NHK 愛媛のニュース - nhk.or.jp )
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