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2年間開催されていなかったカナダGP決勝レースです。
モントリオールは地元一辺倒と言うよりは、F1をこよなく愛す人達が多く、温かい雰囲気に包まれています。
しかし、コースはエスケープゾーンが少なくVSCやSCで波乱が起きやすい。
周回数が70周と多いのも、その要因となるでしょう。
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スタート順とタイヤ
ピットインロスタイムは約18秒です。
カナダGP決勝レポート
天候は晴れ、路面はドライ、気温20℃、路面温度41℃でスタートしました。
スタート:綺麗なスタートでした、ミックが一つポジションダウン。
Lap1:マグヌッセンとハミルトンが少し接触、ミックは7位、ガスリーはノリスとバトルして大きくポジションを落とす。
Lap2:ラッセルはミックをパスして7位
Lap2終了時点
Lap4:サインツはアロンソをパスして2位
Lap6:ガスリーはハードへ、ベッテルはハードへ
ラッセルはマグヌッセンをパスして5位
1位フェルスタッペンと2位サインツは2秒以上の差となっています。
マグヌッセンのフロントウィングエンドプレートがふらふらと外れそうな為オレンジボールが出ています。
Lap8:マグヌッセンはフロントウィングを交換してハードへ20位
Lap9:ペレスはターン9でギアダウン中にエンジンが空回り、ドライブトレイン系トラブルで停止、VSCです。
Lap10:フェルスタッペンはハードへ3位、ハミルトンはハードへ6位、角田はハードへ15位、ラティフィはハードへ18位
レース再開
Lap12:ハミルトンはオコンをパスして5位
Lap15:ルクレールは12位までポジションアップ、フェルスタッペンはアロンソに追いつきオーバーテイクして2位です。
10位アルボン、ボッタス、ルクレールの集団
アルボンのストレートが速く、ボッタスは攻略出来ません。
Lap18:ボッタスはアルボンをパスして10位、ルクレールはアルボンをパスして11位
Lap19:アルボンはハードへ17位
Lap20:ミックはターン8のブレーキング中にシャットダウン、停止してVSCです。
ラッセル、オコン、ジョウ、リカルド、ベッテル、ノリスはピットへ
Lap21:サインツはハードへ3位
Lap22:ルクレールはボッタスをパスして8位
Lap23:ハミルトンはアロンソをパスして3位
Lap25:ルクレールは6位オコンに追いつきましたが、ストレートで並ぶ事すら出来ません。
Lap29:アロンソはハードへ7位
9位ストロール、ジョウ、角田、リカルドの4台はDRSトレイン状態です。
ルクレールはオコンに封じ込まれ続けていますが、ピットに入るとストロール以下の集団の後の為、身動きが取れません。
Lap32終了時点
Lap38:ガスリーはハードへ17位
Lap39:ラティフィはハードへ18位
Lap42:ルクレールはミディアムへ、5.3秒のピットでリカルドの後ろ12位、折角作ったギャップが無意味になってしまった。
Lap43:フェルスタッペンはハードへ3位、ハミルトンがギリギリ2位キープです。
Lap44:フェルスタッペンはハミルトンをパスしようとストレートで並びますが、ハミルトンはそのままピットへ入りハードへ4位
Lap45:ルクレールは角田をパスして10位
Lap46:ラッセルはハードへ4位
Lap48:ルクレールはジョウをパスして9位、ストロールはミディアムへ
Lap49:角田はピットアウトのブレーキングで真っ直ぐ突っ込みリタイア、SCです。
Lap50:サインツはハードへ2位、オコン、アロンソ、ジョウ、リカルド、アルボンはタイヤ交換しています。
Lap51終了時点(SC中)
ベッテルとマグヌッセンはソフトしか残っていない為、ピットイン出来ませんでした。
Lap55:レース再開
Lap57:ジョウはベッテルをパスして9位
サインツはフェルスタッペンの1秒以内、DRSを使って追い続けています。
Lap58:ルクレールはヘアピンの突っ込みでアロンソをパスして6位
マグヌッセンはタイヤが終わり、いつの間にか最後尾まで落ちています。
Lap60:ルクレールはまたもヘアピンの突っ込みでオコンをパスして5位
フェルスタッペンとサインツのDRSバトルは続いています。
Lap64:ストロールはリカルドをパスして10位
フェルスタッペンとサインツのDRSバトルは続いていますが、ストレートで並ぶ事が出来ません。
サインツも諦めず攻め続けています。
Lap70:サインツはDRS以内に留まっていますが、ヘアピンでタイヤを少しロック、ストレートラインで1秒以上の差になってしまい追いつけませんでした。
フェルスタッペンがトップでチェッカーを受けました。
カナダGP決勝結果
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まとめ
フェルスタッペンが2連勝、レッドブルが6連勝、ポイントではぶっちぎりのトップをキープしています。
フェルスタッペンが強すぎる!正攻法では落とせない、そんな雰囲気があります。
今回はセクター2の速さをキープしつつ、ストレートはフェラーリと同等と言うセッティング。
セクター2からヘアピンの立ち上がりまでで、サインツを寄せ付けませんでした。
ストレート一辺倒ではない若干のダウンフォース増で、バトルで負けないマシンに仕上がっていた。
サインツは最後のバトルで諦めずに果敢にアタックしていました。
もしDRSデルタが大きなリアウィングだったら、並ぶ事は出来たかもしれない。
このデルタを大きくするリアウィングでは、レッドブルの方に分がある。
フェラーリはあと1,2種類用意する必要があるでしょう。
2015年トロロッソからデビューした元チームメイト同士が優勝争いする。
感慨深いものがありました。
ハミルトンが久しぶりの3位表彰台、走らないマシンに苛立ちを隠せないが、きっちりとレースを纏める力は流石です。
ミディアムを早めに見切ったエンジニアとの連携も好結果を導きました。
C1はともかく、C2とC3がハード設定なコースは2セット残しておくのが今後の定番になるでしょう。
速いラップを持続でき、グレイニングやオーバーヒートしない事が絶対に必要な今年のタイヤです。
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からの記事と詳細 ( 2022 F1第9戦カナダGP決勝結果「トロロッソデビューの二人が熱いバトルを魅せた!」 - F1モタスポGP.com )
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