スケートボード・ストリートのパリ五輪予選対象大会開幕戦ローマ2022第4日が2日にローマで準決勝が行われ、男子は東京五輪金メダルの堀米雄斗(ミクシィ)が254・60点の3位に入り、日本勢でただ一人、8人による3日の決勝に進出した。女子は東京五輪銅メダルの中山楓奈(ムラサキスポーツ)が252・41点で首位突破。赤間凜音が245・56点の3位、吉沢恋が241・56点の4位、五輪金メダルの西矢椛(ムラサキスポーツ)が228・22点の5位、織田夢海が226・03点の6位で計5人が通過した。
男子準決勝では11位と出遅れた準々決勝から一転、堀米は45秒間に技を連発する「ラン」で高得点を出し、勢いに乗った。2回目に全体3番目となる87・39点をマーク。続く得意の一発技「ベストトリック」の1、2回目に難技をきっちり決めて得点を伸ばし「自分のいい滑りがちゃんとできた」と手応えを口にした。ただし脚を痛めたようで、インスタグラムには右膝をアイシングする様子をアップ。決勝で「出していない技を出したい」と話したが、状態が気がかりだ。
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