Mind of SAKURA
憧れだった人が…
宝塚を本気で志す前、私は当時現役のあるスターの熱心なファンだった。その人の出演する作品を鑑賞することは勿論、ブロマイドや雑誌の切り抜きなど、当時中学生だった私の手が届く範囲で可能な限り、全ての関連物を集めた。本当に夢中だった。
時が流れて、劇団に入団した私は、幸運にも、憧れのその人と同じ舞台に立つことになった。しかしその時、その人に対するかつてのような幼い憧憬の念は、私の中から姿を消していた。その状況は傍から見ると「醒めた」と評されるのかもしれないが、私の中の心の動きは一般的な意味合いのそうした表現とは少し違ったと思う。
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