(日本2-9台湾、13日、サラソタ)18歳以下による野球のU18ワールドカップ(W杯)第5日は13日、米フロリダ州サラソタなどで行われ、1次リーグB組突破を決めている日本は最終戦で台湾と対戦。全勝チーム同士の対決で2-9と大敗した。
日本は左腕の香西(九州国際大付)が先発。一回、先頭打者を四球で出すも、松尾(大阪桐蔭)が盗塁を阻止し、無失点で切り抜けた。日本はその裏、1死から2番の黒田(九州国際大付)が遊撃に内野安打を放って出塁。2死一塁となった4番・内海(広陵)の打席でランエンドヒットを仕掛けるも盗塁死となり、3アウト。
香西は二回、台湾打線に捕まる。1死から5番のワン・ニェンハオにマウンドに当たって打球方向が変わる不運な安打を許す。次打者は右飛に打ち取るが、そこから連続四球で満塁に。馬淵監督はここで香西に代え、宮原(海星)をマウンドに送る。だが、9番のジョン・ジュンウェイに走者一掃の三塁打を浴び、3点を先制される。次打者にも適時打を許し0-4とされた。日本はその裏、1死から渡部(智弁和歌山)が安打で出塁。続く伊藤(大阪桐蔭)は遊ゴロに倒れるも、海老根(大阪桐蔭)が四球で出て2死一、二塁のチャンスを作る。しかし、光弘(履正社)が左飛に倒れ、得点機を逃す。
宮原は三回、先頭に中越え二塁打を許す。次打者に四球とワイルドピッチで無死一、三塁。続くリン・チアウェイに左前適時打を浴び1点を追加され0-5、なおも無死一、二塁となる。宮原は次打者の犠打を処理した際に悪送球で走者1人の生還を許し、無死二、三塁とピンチを広げる。1死後、失策で打者走者が生きて満塁となる。宮原は次打者から見逃し三振を奪い2死とするが、続くジョン・ジュンウェイに2点二塁打を浴び0-8とリードを広げられる。日本はその裏、藤森(天理)が空振り三振、浅野(高松商)が見逃し三振、黒田が左飛に倒れ、三者凡退。
四回、日本は宮原に代え、左腕の吉村(明徳義塾)をマウンドに送る。吉村は先頭に死球を与えるも、次打者を捕邪飛に打ち取り、後続は4-6-3のダブルプレーでこの回を無失点。その裏、日本は三者凡退に終わる。
吉村は五回、先頭に中越え三塁打を浴びる。1死後、左翼前への打球に対し浅野がスライディングキャッチを試みるも、打球を蹴ってしまう形となり適時二塁打に。0-9とリードを広げられる。五回以降10点差でコールド負けとなる日本はその裏、先頭の伊藤が左翼に二塁打を放つ。1死後に光弘が適時打を放ち1点を返す。1-9。
日本は六回、4番手・野田(九州国際大付)をマウンドに送る。野田は一ゴロ、一ゴロ、中飛と三者凡退に切って取る。その裏、日本は先頭の黒田が右前に運んで無死一塁。松尾は遊ゴロに倒れるも、内海が四球を選んで1死一、二塁とする。渡部の右飛で黒田がタッチアップし、2死一、三塁とし、6番・伊藤が二塁へ適時内野安打を放ち2-9。
野田は七回、1死から内野安打を許すが、後続を併殺に打ち取り無失点。日本はその裏、1死から代打の鈴木(山梨学院)が敵失で出塁するも、後続が倒れ無得点。2-9で敗れ、1次リーグを4勝1敗で終えた。
15日(日本時間16日)からのスーパーラウンドでは、1次リーグで対戦のなかったA組の上位3チームと戦う。1次リーグの対戦結果はスーパーラウンドに持ち越され、大会通算成績上位2チームが18日(同19日)の決勝に進み、3、4位チームが3位決定戦に回る。
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