錦織圭、ストレート勝利で復帰から2度目のベスト8入り
現地7月13日、ATPチャレンジャー大会「シカゴ・チャレンジャー」(アメリカ・シカゴ)のシングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の錦織圭(ユニクロ/世界ランク501位)は、スカンデル・マンスーリ(チュニジア/同302位)と対戦。7-6(1)、6-4のストレートで下し、準々決勝進出を果たした。
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左股関節や右足首痛の負傷により2021年10月以来、約1年8ヵ月ぶりとなった復帰戦でいきなり優勝を飾った33歳の錦織。復帰2大会目は復帰後初の100位台との対戦で初黒星を喫し、2回戦敗退となった。
復帰3戦目となる今大会は、1回戦で第6シードのアレクシス・ガラルノー(カナダ/同215位)と対戦。7-6(3)、6-1のストレートで勝利している。
この日の試合、錦織は相手のミスも多く、安定したストロークを見せて順調にサービスキープ。リターンゲームで勝負していきたいものの、力強いサーブを放つマンスーリを相手に、あと1本が奪えず6本のブレークポイントを生かせない。それでも6-6のタイブレークでは、序盤からリードを奪って7-6(1)とセットを取りきった。
危なげなく安定感のあるプレーで第1セットを先取した錦織は、第2セットでも第4、第6ゲームでデュースに持ち込むもサーブでしのがれてフラストレーションがたまる展開となってしまうが、我慢強くサービスキープしチャンスを待つと5-4の第10ゲームでようやくブレークに成功。ストレートで勝利し、準々決勝進出を果たした。試合時間は1時間42分だった。
試合後、錦織は「思ったより相手のサーブが良かった。リターンが合わなかったり、ブレークしきれなかったのがここまで苦戦してしまった。もうちょっとリターンを入れたかったですね」と試合を振り返った。
準々決勝では、18歳のアレックス・ミケルセン(アメリカ/同250位)と対戦する。
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